トラック事業者の行政処分、20年度は36％減

調査・データ国土交通省が16日に発表した、2020年度の「貨物自動車運送事業者の行政処分等の概要」によると、行政処分などの件数は前年の287件から35.9％減の184件と大幅に減少した。監査の実施件数は前年比22％減の398件だった。

行政処分の内容については、貨物運送業許可の取り消しが1件（80％減）、事業停止（車両停止との重複含む）が13件（31.6％減）、車両停止のみが151件（37.3％減）、文書警告が19件（13.6％減）となっている。

違反事項で1番多かったのは指導監督（368件）で、次いで点呼（320件）、過労防止等（190件）、定期点呼（123件）、乗務記録（109件）――となった。