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阪急阪神エクス、蘭ロッテルダムで新倉庫稼働

2022年6月28日 (火)

▲Rotterdom Gateway Terminal外観(出所:阪急阪神エクスプレス)

国際阪急阪神エクスプレス(大阪市北区)は28日、オランダ法人のHANKYU HANSHIN EXPRESS(NETHERLANDS)(阪急阪神エクスプレスオランダ)が、欧州最大の貿易港を擁するロッテルダムに新倉庫「Rotterdom Gateway Terminal」(RGT、ロッテルダム・ゲートウェイ・ターミナル)を開設すると発表した。ことし7月1日より営業を開始する。

阪急阪神エクスプレスオランダは、アムステルダム・スキポール空港エリアに2か所の保税倉庫を確保。航空貨物と一部の海上貨物を取り扱う。このたびRGTを新設し海上貨物のCFS(コンテナ・フレイト・ステーション、混載貨物の輸出入取扱基地)としての機能を充実して海運事業を強化するとともに、海上輸送と連接するロジスティクス事業の拡大を目指す。

今回の新拠点開設を契機として、今後も欧州におけるネットワークを拡充するとともに、当地における様々な物流需要に対応できる事業基盤の構築をさらに進めていく。

■ Rotterdom Gateway Terminalの概要
所在地:Vareseweg 111, 3047 AT Rotterdam, The Netherlands
延床面積:1000平方メートル(2000平方メートルへの拡張計画あり)
業務内容:海上輸出入貨物取り扱い、バイヤーズコンソリデーション、在庫管理、流通加工、集配送