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ZMP、現場に合ったオプション選べるAGV出荷

2022年7月22日 (金)

サービス・商品ZMP(東京都文京区)は22日、物流支援ロボット「CarriRo」(キャリロ)のシリーズラインナップとして、現場のニーズや運用に合わせてオプションを選べるAGV(無人搬送車)「CarriRo Basic」(キャリロベーシック)の出荷を始めると発表した。

キャリロは、ZMPの自動運転技術を応用して開発された製品。少子高齢化の流れにより急速な人手不足となっている物流業界における搬送作業の負荷を軽減するとともに、省人化・効率化を支援する。現在販売開始から累計で300ユーザー以上の導入実績があり、自律移動による新たな付加価値により物流拠点をはじめ、工場やホテルなどさまざまな場面で活用されている。

キャリロベーシックはベース車体を提供。導入する側が現場の特性や課題認識に合わせてハンドルやパレット積載オプションを選ぶことにより、ネットワークに接続しなくてもスタンドアローンで利用できるのが特徴だ。

さらにROBO-HIやシリアルIOにより外部機器の制御を行うことも可能だ。自動で着脱可能なフルオートけん引アタッチメントやシャッター、エレベーター・リフターなどと連携することにより構内作業の完全無人化を実現できる。

▲さまざまな仕様に対応するCarriRo Basic(出所:ZMP)

ZMPはキャリロイノベーションセンター(東京都江東区)で7月27日から3日間開催する「ZMP World 2022 デモウィーク」(ZMPワールド2022デモウィーク)にキャリロベーシックを出展。フルオートけん引アタッチメントやROBO-HIによる複数台制御などのデモストレーションを披露する。

■ZMP World 2022 デモウィークの概要
会期:7月27日(水)から29日(金)、10時から18時まで
会場:CarriRoイノベーションセンター(東京都江東区枝川3-11-10 STS月島倉庫4階)
デモウィーク概要・参加申込フォーム:https://x.gd/xEkCk