行政・団体中部運輸局がこのほど発表した貨物自動車運送事業者に対する行政処分状況によると、8月は8社を処分し、そのうち7社を車両停止以上の処分とした。
特に重い処分を受けたオーバルネットワーク本社営業所(三重県四日市市)は車両停止延べ230日。運輸局が監査を実施したところ、損害賠償の支払い能力確保義務違反など11件の違反を確認した。
車両停止以上の処分は次の通り。
事業者名 | 所在地 | 処分内容 | 監査の端緒 | 違反件数 | 違反点数※ |
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協和(愛西営) | 愛知県愛西市 | 車両停止(80日車)、文書警告 | 通常監査 | 9件 | 8/8 |
関東貨物(福井営) | 福井県坂井市 | 車両停止(110日車)、文書警告 | 通常監査 | 7件 | 11/11 |
オーバルネットワーク(本社営) | 三重県四日市市 | 車両停止(230日車) | 通常監査 | 11件 | 23/23 |
美里商事(本社営) | 三重県四日市市 | 車両停止(170日車)、文書警告 | 通常監査 | 15件 | 17/17 |
東物産(本社営) | 名古屋市港区 | 車両停止(110日車)、文書警告 | 通常監査 | 9件 | 11/11 |
東海配送(本社営) | 静岡市駿河区 | 車両停止(30日車)、文書警告 | 通常監査 | 7件 | 3/3 |
夢翔ライン(本社営) | 愛知県大府市 | 車両停止(30日車)、文書警告 | 通常監査 | 7件 | 3/3 |