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西濃運輸・小寺社長「物流を超え、社会に貢献を」

2023年4月4日 (火)

▲小寺社長あいさつ(出所:西濃運輸)

ロジスティクス西濃運輸は3日、新入社員入社式を行った。総務職72人、営業乗務社員82人、業務社員7人、技術社員1人の合わせて162人を採用した。

入社式はオンラインシステムを使い、ソフトピアジャパンセミナーホールと全国16拠点から中継。小寺康久社長はあいさつで、「輸送立国」を掲げる同社が「常に最高のサービスを提供し、国家社会に貢献する」ことを強調し、新入社員に「すべての人に笑顔と幸せを届ける」ことを目指してほしいと期待を寄せた。

新入社員の総合事務職は4月3日から12日まで対面とオンラインでの研修を実施し、4月14日からは全国各地の34の配属先で店所実務を行う。

■入社式あいさつ

皆さん、本日はおめでとうございます。4月1日より、関東西濃運輸、東海西濃運輸、濃飛西濃運輸、西濃運輸が一つとなり、新たな西濃運輸となりました。社員1万7000名を代表し、心から皆さんの入社を歓迎いたします。

西濃運輸の掲げる使命は「輸送立国」、すなわち「物流を超えてお客様に喜んでいただける最高のサービスを常に提供し、国家社会に貢献する」ことです。昨今は、地震やコロナなどの感染症、人々の当たり前の生活が揺らぐ出来事が多く発生しています。ドライバーがエッセンシャルワーカーと呼ばれるように、我々の仕事は有事にこそ真価が問われる仕事です。「常に最高のサービスを提供する」ことは決して簡単なことではありませんが、改めて、我々の仕事がいかに社会から必要とされているのかを再認識いただき、社会に貢献しようとの気概をもって、業務に取り組んでいただくことをお願いします。

現在、我々の社会における存在意義を一言でまとめて表現していますので、ご紹介したいと思います。それは「すべての人に笑顔と幸せを届ける」ことです。新入社員の皆さんが常にこの言葉を心に留めて業務に励んでいただくことを期待しています。

「すべての人」とはお客様や社員に限りません。例えば、我々はウクライナ非難民などの受け入れをしており、ニュースでも取り上げられています。どうか皆さんも広い視野で、「だれか困っている人はいないか」「自分にできることはないか」と考えられる人間になっていただきたいと思っています。皆さん一人一人が「人の役に立つこと」「人を笑顔にすること」を心から喜ぶことのできる人間になっていただければ当社の未来は明るいと考えています。

未来に向かって会社を成長させていただくことを新入社員162名の皆さんに大いに期待しておりますし、将来、支店や部署、会社をまとめてけん引していただくような社員になっていただくことを心より願っております。

最後に、今日、晴れの舞台で社会人になられたことをまずもって、ご家族に感謝し、これからも感謝の気持ちを忘れずに充実した社会生活を送っていただくことをお願いして私からの挨拶とさせていただきます。小寺康久社長