ロジスティクスフェデックスコーポレーションは7日、グループ会社のフェデックスエクスプレスが、国内の個人宅向け配送で配達証明(PPOD)の導入を開始したと発表した。
PPODは、フェデックスの配送担当者が電話連絡を行い、署名なしでの玄関先への配達に同意した個人顧客向けのサービス。顧客はフェデックスのウェブサイトやアプリから、荷物の置き場所を正確に示す写真を閲覧し、配達の完了を確認できる。事前登録やアカウント作成の必要はなく、無料で利用可能だ。
物流サービスの持続可能性を維持するためには、ラストマイル輸送の効率化と再配達率の削減が不可欠であり、政府も2025年度中に再配達率を7.5%程度に減らす取り組みとして、署名なしの置き配の普及を選択肢としている。PPODは、EC(電子商取引)事業者や荷物の受け取り人が、リアルタイムで視覚的に荷物の置き場所や配達状況を確認できるため、置き配の安心度向上に寄与する。

(出所:フェデックス)
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