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23年はトラック起因の飲酒運転死傷事故が急増

2024年5月23日 (木)

調査・データ全日本トラック協会(全ト協)は23日、警察庁が発表した2023年中の事業用トラックが第1当事者となった交通事故統計の分析結果を公表した。

全ト協では2020年以来、「トラック事業における総合安全プラン2025」を掲げ、25年での事業用トラックによる交通事故での死傷者数970人を掲げているが、23年中の死亡・重傷事故の合計件数は1062件、死者数・重症者数の合計は1137人で目標を達成できていなかった。安全プランにでは、飲酒運転人身事故件数は0を目標としており、22年は6件となっていたが、23年は23件と急増し、「プラン2025」開始以来最悪値となっている。

また、同協会は22日にも「飲酒運転根絶に向けたトラック運送業界の取り組みの強化について」とするポスターを公開し、日常的に安全運転への意識向上を呼び掛けている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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