イベント2024年も下半期となったが、「物流2024年問題」はこれからが本番。物流2法改正によって物流効率化への取り組みは義務となり、サプライチェーンの各領域で、さらにもう一歩先の取り組みを模索しなければならない。まさに今からが正念場、覚悟を決めて臨みたいものである。
日本パレットレンタル(JPR)は8月22日(木)にオンラインイベント「JPRウェビナー2024 SUMMER」を開催する。一貫パレチゼーションを先導してきたJPRは、サプライチェーン全域での効率化の取り組みを積み重ね、レンタルパレット運用以外にも、物流効率化を支援する多様なサービス・ソリューションを展開し、物流危機対応をサポートしている。パレットを通してJPRを知り、別領域のソリューションに期待を寄せる方も、顕在化する課題にピンポイントで有効なソリューションを探しているという方にも、今回のセミナーは貴重なヒントを得るチャンスとなるのではないだろうか。
多彩な5つのセッションを用意、それぞれの課題解決のヒントに
セミナーではJPRの提供するソリューションを、5つのセッションに分けて紹介する。
最初のセッションは、同社が取り組んできたレンタルパレット運用によるサプライチェーン全域でのスムーズな連携を促す代表的なサービス「レンタルパレットサービス」について。
続くセッションでは、国内のみならず、タイ、中国、韓国などに拡大する輸出入でも運用でき、国際間の合理的なパレット物流に貢献する「国際間レンタルパレットサービス」を紹介。
3番目のセッションは、紙伝票の発行や仕分けにかかる作業の合理化、検品の省力化など、発着荷主や入出荷拠点間など物流のつなぎ目を効率化する「納品伝票の電子化・共有システム(DDPlus、ディーディープラス)」がテーマ。
4番目のセッションは、積載率や実車率の改善に向けて運用が求められる共同輸送を、膨大な物流データからAI(人工知能)による最適なマッチングで実現可能とする「共同輸送マッチング(TranOpt、トランオプト)」を解説。

(出所:JPR)
最後のセッションでは、荷待ち・荷役時間削減のためにさらなる普及が期待されるバース予約システムを、JPRの子会社、TSUNAGUTE(ツナグテ)が使いやすい操作性と安価な導入コストでの提供を実現した「バース予約システム(telesa-reserve、テレサリザーブ)」を紹介する。
24年問題の課題解決に直結し、サプライチェーン全域の効率化に貢献するこれら5つのソリューションの中には、各々が抱える問題点への直接の解決策となり得るサービスもあるのではないだろうか。全セッション合わせて10時から16時に及ぶオンラインセミナーとなるが、もちろん入退場は自由、関心のあるセッションだけに参加することも可能だ。
長年にわたり「つなぐ」にこだわってきたJPRのサービス・ソリューションの最新情報だけに、ボリュームもたっぷり。物流危機本番へ向けて取り組みを見直すチャンスとなるはずだ。
日時:8月22日(木)10時‐16時
参加:無料、入退場自由
<セッション>
10時- レンタルパレットサービス
11時- 国際間レンタルパレットサービス
13時- 納品伝票電子化(DD Plus)
14時- 共同輸送マッチング(TranOpt)
15時- バース予約システム(telesa-reserve)