国際BASF(ドイツ)は28日、中国湛江のフェアブント拠点(統合生産拠点)でアクリル酸生産設備の建設工事を完了したと発表した。同工事には、精製アクリル酸(GAA)とアクリル酸ブチル(BA)の生産設備が含まれ、2025年に試運転と稼働を開始する。
同設備は同社の石油化学品事業本部の基盤となるアクリル酸バリューチェーンの強化を目的とし、アジア市場で急増する需要に対応する。BAの年間生産能力は40万トンで、接着剤や建築用塗料などの製造に広く利用される。BASFは、高品質で競争力のある製品を迅速に供給を図る。
湛江フェアブント拠点はBASF最大の投資プロジェクトで、投資額は100億ユーロ。

(出所:BASF)
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