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MAN、電動トラック夜間物流を実証

2025年7月28日 (月)

調査・データMAN(ドイツ)は25日、ドイツの運送会社デッテンドルファーと共同で、ブレンナー峠を越える区間で電動トラックによる夜間物流の実証試験を行うと発表した。試験は7月から8月の4週間、ドイツ・ラウブリングからイタリア・ボルツァーノ間で実施する。

(出所:MAN)

同試験では、電動トラック「MAN eTruck」を使用し、夜間走行禁止対象外となる電動トラックでA12インタール高速を活用する。これにより夜間の交通渋滞を避け、CO2排出や騒音を削減し、供給の安定化を図る。1台あたり年間95トンのCO2を削減でき、年間走行距離11万キロの場合、通行料削減は6万ユーロを超えるという。

ブレンナー峠は欧州物流の要所であり、同試験は静粛で排出ゼロの夜間輸送の可能性を示すものとなる。同社は、夜間運行に対応した充電インフラ整備の必要性を訴え、業界全体での脱炭素化を推進する。

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