荷主次世代技術の提案・研究・開発などを手掛ける日本ソフトウェアアプローチ(さいたま市)は29日、次世代エンジンの具現化(図面公開済み)に伴い、次世代航空機に搭載するための事業計画書を公表、研究機関・共創企業の募集を開始したことを発表した。

▲次世代航空機(出所:日本ソフトウェアアプローチ)
現在の航空機は、ジェットエンジンにより長い滑走路を利用して離着陸するため、広大な空港による莫大な建設費と多大な空港管理費用が必要となり、機体費・燃料費・整備費・環境維持費にも多大な費用が必要になるほか、ジェットエンジンにも高価格・低効率・高回転・高振動・高騒音などの問題があるという。
同社では、次世代ディーゼルエンジンをジェットエンジンの代わりに活用することで低価格・高効率・低回転・低振動・低騒音を実現、機体費・燃料費・整備費・環境維持費・空港管理費用などを大幅に削減することにより、次世代航空機として低費用・低運賃・低維持費の新しい空の移動手段を創造するとしている。
次世代航空機は、垂直離着陸機となるため、島諸部などの狭い場所でも離着陸が可能になり、航路が自由に設定可能で利便性が格段に向上するほか、燃料消費を95%以上低下させることから、燃料部の軽量化によるペイロード(運搬能力)の増大・航続距離の向上・輸送費の大幅な削減などにより、運賃を大幅に安く設定できるという。
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