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神戸物産、船橋物流センター新設でコスト15億削減

2025年6月23日 (月)

拠点・施設「業務スーパー」を運営する神戸物産は20日、千葉県船橋市に新規自社物流センター「船橋物流センター」(仮称)の建設を発表した。

同社は業績拡大に伴い、在庫保有能力と入出荷能力の増強が課題となっていた。これまで商品保管や入出庫作業の大部分を外部営業倉庫に委託してきたが、今回、関東エリアに自社物流拠点を新設する。新センター建設により、既存の物流拠点と連携して関東全体の物流最適化を目指す。

この物流センターは延床面積1万9000平方メートルで、鉄骨造4階建て。冷凍・冷蔵・常温の各温度帯に対応する施設になる予定だ。投資金額は150億円で、全額自己資金で賄う。2026年10月の着工を皮切りに、28年8月に完成させ、29年1月の稼働開始を予定している。

新センター建設により、倉庫費用の低減や輸送効率の改善などで物流コストを年間15億円削減できる見通しだ。その結果、価格競争力が向上し顧客満足度の向上を目指す。同社は事業拡大を基盤とし、既存拠点と連携して、関東圏全体の物流水準を底上げする構えだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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