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関西大学、GSユアサと航空機用バッテリー協同開発

2019年8月29日 (木)

行政・団体関西大学は29日までにバッテリーなどを手掛けるGSユアサと協同で、次世代航空機に求められる軽量バッテリーの開発に向けた共同研究を開始すると発表した。

次世代航空機には軽量と高いエネルギー密度が求められることから、電極、電解液をはじめ、電池制御システム、モジュール・パック構造の開発などをGSユアサが主体となって進める。一方、関西大学からは宇宙用電池としての事例を示した「イオン液体電池」の開発などの実績のある石川正司化学生命工学部教授が電極、電解液などの要素の技術を担当し、2030年に1キロあたりのエネルギー密度1000ワット時の達成を目指す。

▲次世代航空機への軽量バッテリーの実用予想図