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ヤマト・西濃・アサヒロジが価格交渉で最低評価

2024年8月2日 (金)

調査・データ中小企業庁は2日、ことし3月の価格交渉促進月間に行ったフォローアップ調査で、受注側の中小企業10社以上から主要な取引先として挙げられた発注側企業290社の価格交渉状況、価格転嫁状況の評価をまとめた。

受注側中小企業の回答から、価格交渉と価格転嫁の評価をそれぞれ数値化。価格交渉が積極的に行われた場合や、価格転嫁率が高かった場合には高い点数が付けられ、その逆は点数が低いかマイナスとなる。点数が高い方からア、イ、ウ、エで評価が示される。

(クリックで拡大、出所:中小企業庁)

物流企業で社名が挙がったのは、ヤマト運輸、日鉄物流、福山通運、日本梱包運輸倉庫、アサヒロジ、全農物流、三菱ケミカル物流、日本通運、王子物流、いすゞロジスティクス、鴻池運輸、トランコム、ロジスティード東日本、西濃運輸、山九、丸全昭和運輸、佐川急便、日本郵便輸送、セイノースーパーエクスプレス──の18社。

このうち、価格交渉で「ウ」の評価を受けた、物流企業の中で価格交渉に積極的でないのはヤマト運輸、アサヒロジ、西濃運輸の3社。この3社は価格転嫁でも「ウ」の評価を受けており、物流企業の中では最低評価となった。なお、価格交渉で「エ」の評価を受けたのはエディオン、一条工務店、タマホームの3社のみで、価格転嫁では「エ」の評価を受けた企業はなかった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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