ロジスティクス物流DX(デジタルトランスフォーメーション)関連事業を展開するシマント(東京都中央区)は1日、トラック輸送を中心とした、販売物流におけるファーストマイルからミドルマイルの課題について同社の和田怜社長にインタビューを公表した。
物流業界の法改正や課題と向き合い未来の物流クオリティを担保するための情報・知見発信として、物流のプロフェッショナルによるインタビュー企画をスタートさせた一環。
インタビューによると、2024年問題により大都市から地方への長距離輸送が困難となり、従来の単価では配送を断られるケースが増加していることが指摘された。特に関西から九州への輸送が厳しいという。ドライバー不足の解消には賃金引き上げが必要だが、多くの企業に原資の余裕がなく、物流スキームの見直しを進める動きも出ている。
生産効率優先の工場運営から、物流に対応する動きも一部で始まっている。物流DXについては、可視化によって信頼性のある企業間の新たなマッチングを促進し、多重下請けの解消に寄与すると期待されており、効率化のためにテクノロジーの活用が不可欠だという。
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