M&A住友商事(東京都千代田区)は10日、物流スタートアップのNEXT Logistics Japan(ネクスト・ロジスティクス・ジャパン、NLJ、東京都新宿区)に出資したと発表した。NLJは、日野自動車など製造業、物流企業ら25社が出資し、ダブル連結トラックを用いた幹線輸送や、物流最適化システムを活用した荷積みの最適化などに取り組んでいる。
NLJはトラックドライバー不足などの社会課題を、最新のテクノロジーで解決しようと、2018年6月に設立された。世界初の量子コンピューターを用いた物流最適化システム「NeLOSS」を開発し、ダブル連結トラックの活用や複数社の荷物を組み合わせることで、積載率を業界平均の38%から63%へと向上させたほか、輸送時のCO2排出量を24%削減。配車と荷物の組み合わせの最適解を算出することで、配車担当者が2時間以上かけて行っていた作業を40秒で完了させるなどの成果を出している。
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