NLJ、アサヒと物流最適化システムの実証開始

調査・データアサヒグループジャパンとNEXT Logistics Japan（NLJ）は物流効率化を実現するため、量子コンピュータを用いた物流最適化ソリューションシステム「NeLOSS」の実証実験を開始すると発表した。

同システムは、通常2時間程度かかる配車と荷物の組み合わせを割り出す業務を、量子コンピューターの使用により40秒で算出し、作業時間の短縮と緻密な運行計画の実行と積載率の向上を実現させる。

NLJでは同システムの使用により、積載率が業界平均の38％を超えて63％に向上し、ダブル連結トラックなどの効果と合わせて43％の省人化、26％のCO2排出削減を実現させている。

同実験では、アサヒグループ傘下のアサヒロジが、関東・中部・関西拠点間の配送において同システムを活用し、外部システムとの適合性や連動性、荷姿・重量・発着地・運行車両の情報を掛け合わせたシステムオペレーションの成立性を確認する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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