M&ANEXT Logistics Japan(NLJ、東京都新宿区)と日本電気(NEC)は11日、ロジスティクスの全体最適に向けた提携を検討するための基本合意書を締結したと発表した。
NECの共同輸配送の取り組みを容易に効率化する「共同輸配送プラットフォーム」と、NLJの物流最適化ソリューションシステム「NeLOSS」(ネロス)を連携させることで、共同輸配送における対象ルート・候補決定から配車と、荷物の組み合わせを割り出す業務までシームレスなサービス提供の早期導入を目指す。
ネロスは量子コンピューターを活用し、荷姿や重量、温度帯などを考慮した最適な配車と荷物の組み合わせを40秒で算出できるシステム。積載率データNECの共同輸配送プラットフォームと連携させ、新たな共同輸配送の可能性を探索し、スムーズに実オペレーションに向けた詳細なシミュレーションや実行計画の策定につなげる。
両社はフィジカルインターネットの実現に向け、運転トラックを利用した新しい輸配送や、製造から販売までの物流プロセス全体における物流データを高度につなぐデジタル化・標準化、社会実装の推進に取り組む。
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