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北海道で海事立国フォーラム、脱炭素化へ議論

2024年10月18日 (金)

(出所:日本海事センター)

環境・CSR日本海事センター(東京都千代田区)は16日、北海道苫小牧市で10日に行われた「第34回海事立国フォーラム in 北海道 2024『ゼロカーボン社会の実現を目指して~海事における脱炭素化への挑戦~』」の開催結果を発表した。

海事における脱炭素化の取り組みはゼロカーボン社会の実現に大きく寄与すると期待される一方、技術開発および巨額の投資、代替燃料のサプライチェーンの構築、新技術に対応できる海事人材の確保・育成などさまざまな課題を抱えている。これに際し、関係企業などからの取り組みの紹介とともに今後の展望について意見交換が行われた。

パネルディスカッションでは、北海道の豊富な再生可能エネルギーポテンシャルを活かした取り組みが進められ、洋上風力発電や合成燃料の開発、バイオマスの活用などが進む一方でインフラ整備、人材育成、資金調達をはじめ多くの課題もあらためて浮き彫りとなった。

これらの課題に対しては、産学官の連携や、地域特性を生かした取り組みが重要。脱炭素化に向けては単なるエネルギー政策として捉えるのではなく、エネルギー産業を含めた産業クラスターの集積や地域振興策などを目標にして取り組んでいくことが持続的な社会の発展のために重要であることなどが議論された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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