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いすゞ、フォワード383台をリコール

2013年5月31日 (金)

ロジスティクス国土交通省は5月30日、いすゞ自動車製トラック「フォワード」の緩衝装置(スタビリンカ)に不具合があるとして、同社がリコールを届け出たと発表した。リコール対象となるのは、2000年8月31日から昨年10月29日までに製作された383台。

国交省によると、空気バネ式緩衝装置を装着したフォワードで、後車軸と車枠を連結しているスタビリンカの強度が不足しているため、急旋回走行を繰り返すとアーム部分に亀裂が生じることがあり、そのまま使用を継続すると最悪の場合、アーム部が折損し、走行が不安定になるおそれがあるという。

これまでに同社が把握している不具合件数は2件で、この不具合による事故は確認されていないが、リコールを実施することで対象の全車両、スタビリンカを対策品に交換する改善措置を行う。

■改善箇所の説明図
http://www.mlit.go.jp/common/000999000.pdf