行政・団体いすゞ自動車は16日、助手席用座席ベルトの組み付けが不適切なものがあるとして、同社のトラック「ギガ」「フォワード」「エルフ」などのリコールを国土交通省に届け出た。
巻取り装置ロック機構部のスプリングが屈曲して組み付けられたものがあり、座席ベルトを素早く引き出した際にロックしないおそれがあるという。
対象となる車両は、2019年(令和元年)8月22日から9月26日までに製作された5車種・計3622台で、これまでに事故や不具合の報告はない。使用者にはダイレクトメールまたは直接訪問で通知を行い、全車両の点検を行う。

▲不具合か所(出所:国交省)