ロジスティクス防災テックスタートアップのSpectee(スペクティ、東京都千代田区)は2日、AI(人工知能)リアルタイム防災・危機管理サービス「Spectee Pro」を、海外市場へ本格展開すると発表した。まずはフィリピンでの導入を進め、その後は東南アジア全域、さらに世界市場への拡大を目指す。
スペクティは国際協力機構(JICA)の「中小企業・SDGsビジネス支援事業」を活用し、フィリピン政府と関連機関に80ライセンスを提供する。
フィリピンは台風や地震など自然災害が多発する国のため、デジタル技術を活用した防災ソリューションの普及に適した市場とされている。スペクティは現地で事業の有益性の検討や実証実験を経て、現地ニーズに応じたソリューションを提供する準備を整えた。
フィリピンでは同サービスを活用し、政府機関や関係機関に導入を進めるとともに、利用者からのフィードバックをもとに追加開発を行い、さらなるローカライズを図る方針だ。
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