財務・人事兵機海運が30日に発表した2026年3月期第1四半期決算短信(非連結)によると、売上高が前年同期比0.4%増の34億300万円、営業利益が同27.2%減の1億3600万円、最終利益が25.1%減の1億2200万円と増収減益だった。
海運事業セグメントの売上高は19億7000万円(前年同期比4.9%減)、セグメント利益は8300万円(同50.6%減)だった。内航事業では主要荷主に対し運賃改定などの対応を行ったことにより増収。利益は定期傭船料の改定による運航コストの負担増や、管理経費の増加などで減益となった。また外航事業は建機輸送においてRORO船との集荷競争により取扱量が減少した。
港運・倉庫事業セグメントの売上高は14億3200万円(8.6%増)、セグメント利益は5300万円(2.79倍)だった。港運事業において、輸入では食品類や雑貨類、輸出では化学品や素材関連を中心に通関件数が順調に推移。利益は管理経費の増加などで減益となった。倉庫事業は、港運事業の売上高が順調に推移したことから付随作業を行う神戸地区の一般倉庫と危険物倉庫の作業収入が増加。兵庫埠頭物流センターにおけるISOタンクコンテナの保管収入も堅調に推移した。
通期業績予想は売上高が前期比2%増の140億円、営業利益が同5.8%増の5億8000万円、純利益が1.1%増の4億4000万円とした。
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