国際DHLは9日、同社が今年、世界中で運んだユニークなものを5つピックアップして発表した。1つ目が、密猟者の銃弾で手足が麻痺したチンパンジーのショコラ。ケニアから、専門的なケアが受けられる英国のモンキー・ワールド・エイプリスキューセンターへ輸送した。
2つ目がジェームス・ボンドのお宝アイテム。チェコで開催した「ボンド・イン・モーション」展からオーストリアの「007アクション」展へ、映画に登場したアストンマーティンや劇中破壊されたヘリコプターなどを専用トラック22台で安全に輸送した。3つ目は絶滅危惧種であるケープハゲワシとシロエリハゲワシ163羽。南アフリカの保護施設からシャムワリ野生動物保護区に輸送した。1000キロ以上の移動には、2台の34トントラックとサポート車両を使用し、50人以上のボランティアが参加した。
4つ目はロンドン・フィルハーモニーの管弦楽団の楽器。同楽団の日本ツアーのため、約60台の楽器を英国から日本へ輸送した。温度管理や特製ケースを使い、無事到着した。5つ目は世界初の移動型心臓クリニック。11台のコンテナを海路と陸路で運び、ドイツからエルサルバドルへ輸送した。現地で子どもたちに無償の心臓手術を提供した後、クリニックをブルンジへ移し、動を継続した。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com