ロジスティクス商船三井子会社のコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)、MOL PLUS(東京都港区)は9日、フィンランドのHycamite TCD Technologiesと、商船三井関連企業のMOL(Europe Africa)とともに、メタン熱分解技術を利用した船舶用発電・推進装置の開発促進に向けた覚書を締結したと発表した。
メタン熱分解技術は、メタンを水素と固体炭素に分解する技術で、Hycamiteはこの分野で独自のゼロエミッション技術を開発。同社はことし9月にフィンランド・コッコラに実証プラントを完成させ、25年初頭の稼働を予定している。
MOL PLUSはHycamiteが有する独自の低温メタン分解プロセスの社会実装により、ターコイズ水素を製造するための生産コスト削減や、グローバルで多様性のある低炭素エネルギー供給網の構築などが期待できるとしている。
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