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常石造船の江種大宗氏、広島大学から表彰

2025年1月20日 (月)

(出所:常石造船)

認証・表彰常石造船(広島県福山市)は20日、同社設計本部船殻設計グループの江種大宗氏が広島大学大学院先進理工系科学研究科で「広島大学エクセレントスチューデントスカラシップ」を2024年12月18日に受賞したと発表した。この奨学金は、学業成績や学術活動で顕著な成果を上げた学生に授与される。

同氏は、同社で船殻設計業務を担当しながら、広島大学大学院博士課程で「設計支援AI(検図AI)」の研究に従事している。造船設計の品質向上を目的に、設計者や製造現場から得られるデータを活用したAI(人工知能)モデルを開発し、検図プロセスの効率化に取り組んでいる。

検図は、図面の正確性を確認する重要な工程であり、その効率化は造船業界全体における生産性向上にもつながる。江種は「博士号取得を通じて、造船業界の課題解決に寄与したい」と述べ、研究継続への意欲を示している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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