サービス・商品商船三井ロジスティクス(東京都千代田区)は13日、商船三井が立ち上げた海上輸送のカーボンインセットプログラム「BLUE ACTION NET-ZERO ALLIANCE」に参画すると発表した。同社はネットゼロ・エミッションの実現を目指し、代替燃料を活用した低炭素海上輸送サービスの強化を進める。
商船三井は2月、オランダのスタートアップ企業123Carbon B.V.と協力し、代替燃料を使用した低炭素航海の環境属性をデジタル証書として取引可能なプラットフォームを構築。その後、商船三井グループが運航する船隊での代替燃料使用に基づくデジタル証書を発行し、顧客に割り当てる仕組みを整備した。これにより、商船三井ロジスティクスの顧客も、同プラットフォーム上でデジタル証書を利用することが可能となった。
同プログラムでは、特定の低炭素航海で削減されたGHG排出量データがデジタル証書に記載され、顧客は統合報告書などへ反映できる。証書はブックアンドクレーム方式で取引され、顧客のスコープ3削減目標や予算に応じた柔軟な利用が可能だ。
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