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国交省、ASV補助金に申請殺到、2日で打ち切り

2013年9月18日 (水)

行政・団体国土交通省は18日、先進安全自動車(ASV)の導入支援として17日に公募を開始した「自動車事故対策費補助金(事故防止対策支援推進事業)」の2次募集の受付に申請が殺到したため、わずか2日で受付を打ち切った。

運送事業者が導入する衝突被害軽減ブレーキ、ふらつき注意喚起装置、車線逸脱警報装置、車線維持支援制御装置、車両横滑り時制御力・駆動力制御装置の導入に対し、車両1台への補助上限を15万円として交付する補助金制度で、8月30日に締め切った1次募集に続き、17日から来年1月10までの期間で2次募集を開始したところだった。

同補助金は3事業で10億7000万円の年度予算の枠で実施され、1次募集段階で4億5000万円、2次募集の開始段階では1億5000万円程度の残枠があった。

しかし、これまでは車両購入前の申請のみを受け付けることとしていた要件を変更し、今年度中に購入済みの車両も申請できるようになったため、17日の受付開始と同時に申請が殺到。17日だけで650事業者が申請に訪れ、1日で残枠を超える状況となった。

国交省では、前例から3000万円程度の取り下げを想定し、18日も受付を続行したところ、300社程度が申請したため、受付の終了を決めた。2016年度も今年度とほぼ同額の予算となる見込み。