杉村倉庫決算、首都圏での収益寄与し増収増益

財務・人事杉村倉庫は4月30日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比3.5％増の112億3500万円、営業利益は同5.7％増の13億6600万円、最終利益は6.2％増の9億1700万円と増収増益だった。

物流事業セグメントは、売上高が4.1％増の95億9100万円、セグメント利益が同21.1％増の10億4100万円だった。倉庫業務は首都圏の営業所内での新規貨物の収益が寄与したことや、食品の取扱が増加したことなどにより前年に比べ荷役荷捌料や運送料の収入が増加した。運送業務は移転作業の取扱やリネン配送などが増加した。利益は営業原価で人件費が増加したものの、前年に比べ減価償却費などが減少した。

26年3月期の通期予想は、売上高は0.3％減の112億円、営業利益は2.7％減の13億3000万円、最終利益は0.8％減の9億1000万円を見込んだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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