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東洋埠頭決算、国内・国際物流好調で増収増益

2023年5月15日 (月)

ロジスティクス東洋埠頭が15日発表した、2023年3月期の通期連結決算は、売上高が前期比5.4%増の380億8600万円、営業利益が3.9%増の15億3700万円、最終利益は11.7%増の12億6600万円だった。

国内総合物流事業は、穀物などの取り扱いや倉庫保管残高が増加したものの、輸入青果物などの取り扱いが減少。国際物流事業では、海外パートナーとの連携を生かし、新たなルートの構築に積極的に取り組んだことで、輸送貨物の取り扱いが増加した。

国内総合物流事業の売上高は3.8%増の314億3200万円、営業利益は1.9%減の11億2700万円だった。

倉庫業は入出庫数量は342万トン(前期349万トン)、平均保管残高は37万トン(前期30万トン)だった。輸入青果物などの取り扱いが減少したが、穀物などの取り扱いが増加し、倉庫保管残高は前期を上回った。港湾運送業はコンテナ取扱数量は減少したが、穀物、残土などのばら積み貨物の取扱数量が増加し、498万トン(前期456万トン)となった。自動車運送業は、輸入青果物や石油化学品などの取り扱いが減少した。

国際物流事業の売上高は12.7%増の69億5800万円、営業利益は12.7%増の4億1万円となった。アジア、欧州向け輸出貨物の取り扱いが増加した。

24年3月期の通期業績は、売上高が2.4%増の390億円、営業利益が2.5%減の15億円、最終利益は5.2%減の12億円を見込んでいる。