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フジトランスポートG、鈴鹿サーキットで新車展示

2025年5月8日 (木)

▲セノプロトラックスのダブルデッカートラック

ロジスティクスフジトランスポート(奈良県奈良市)のグループ会社であるセノプロトラックス(同)は、三重県・鈴鹿サーキットで5月3日から6日に開催されたイベント「働くくるま大集合」に、最先端のトラックを展示した。同社は2018年から同イベントに参加を続けており、今年で5年目となる。

▲ダブルデッカートラックの超低床荷室

今回同社が出展しているのは、「ダブルデッキトレーラー」などのトラック。このダブルデッキトレーラーはオランダで製造された特殊車両で、内部が2フロア構造となっており、通常のトラックの2-3台分に相当する積載能力を持つ。

パレット積載量は最大52枚で、これは日本のセミトレーラーでは最大級となる。同車両は来月から実際に稼働する。CO2削減が大きく、従来の車両に比べて66%の削減効果があるという。

▲会場に展示されたさまざまな「働くくるま」

フジトランスポートの松岡弘晃社長は「運送業界はPRする場所が少ない。このイベントで一般の人がトラックに乗ったり触れたりできることは大変有意義だ」と話す。イベントには家族連れが多く訪れ、リピーターも多いという。

▲フジトランスポートの松岡弘晃社長(左)とセノプロトラックスの瀬野博之代表

また展示車両のカスタマイズを手がけるセノプロトラックスの瀬野博之代表は「子どもたちが小さいころは車が好きだが、どこかで車離れが起きる。そうならないよう、私たちが車を見せ続けなければならない」と語った。

▲ティー・スリーの中屋敷丈宏代表

イベント主催者でステージトラック事業を展開するティー・スリー(三重県鈴鹿市)の中屋敷丈宏氏は「このイベントは子どもたちに働く車の魅力と重要性を伝える貴重な機会。特に運送業界は社会インフラとして欠かせない存在だが、その実態を知る機会は少ない。フジトランスポートのような企業の協力で、最先端の技術や環境への取り組みも含めて紹介できることは大変意義深い」とコメントした。



▲イベントにはアームロール車やレッカー車など、「働くくるま」が集結した

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LOGISTICS TODAY編集部
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