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大林組が厚木で物流施設を着工、26年12月完成

2025年5月8日 (木)

▲「OAK LOGISTICS CENTER厚木」(仮称)完成イメージ(出所:大林組)

拠点・施設大林組は8日、神奈川県厚木市で物流施設「OAK LOGISTICS CENTER厚木」(仮称)を着工した、と発表した。26年12月に完成予定の新拠点では、主要高速道路などへのアクセスが容易な立地条件を生かし、首都圏や西日本エリアをカバーする広域配送拠点としての利用を見込む。

OAK LOGISTICS CENTER厚木は敷地面積2万7591平方メートル、延床面積6万1877平方メートルの4階建て。上層階に直接アプローチできるスロープ方式を採用する。1階部分は低床バース(44台分)にするとともに、最大床荷重を1平方メートルあたり3トンに設定。3.5トンカウンターフォークリフトが走行できる仕様にすることで、重量物の取り扱いも可能にした。最小区画は4440平方メートル(1340坪)からで、最大7テナントが入居できる。

圏央道・相模原愛川インターチェンジ(IC)から3.8キロ、圏央厚木ICから5.3キロに位置し、首都圏への配送に加え、圏央道経由での東名高速道路・中央自動車道の利用で関東全域や西日本エリアにも対応できる。飲料や食品、自動車部品関連などの工場や、3PLなど物流企業が集積する神奈川県内陸工業団地に隣接している。

(クリックで拡大、出所:大林組)

建物の屋上には太陽光発電設備を設置し、再生可能エネルギー由来の電力を施設全体に供給することで、テナントの環境負荷低減に貢献する。構造部分に使用するコンクリートの一部には、同社が開発した低炭素型コンクリート「クリーンクリート」を採用する予定。建設フェーズ、運用フェーズの双方での環境配慮でCASBEE、BELSなどの環境認証を取得する計画だという。

OAK LOGISTICS CENTER厚木は、同社が事業主として開発を手がける物流施設としては13件目の物件となる。

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