認証・表彰NonEntropy Japan(ノンエントロピージャパン、東京都千代田区)は22日、分散型ID(DID)技術を活用した情報処理に関する特許を取得したと発表した。物流トレーサビリティ分野での実証実験も進行中で、Web3.0時代に向けた新たな信頼基盤構築に寄与する。
今回の特許は、温度変化などをセンサーで検知し、対象物に対してDIDを付与・有効化する情報処理技術。これにより、従来のように全物品にIDを事前設定せず、必要なときにのみ識別を行う仕組みが可能となり、物流現場での運用負担やコストを抑えたうえで個体管理と追跡性を確保できる。
同社は現在、物流分野での実証実験を通じてDIDの有効性を検証中で、生鮮品など流通スピードが速い物品における活用が想定されており、今後は食品の産地証明や医薬品管理などへの応用を目指す。
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