メルセデスBT、ニュルブルクリンクで最新技術展示

イベントダイムラートラック（ドイツ）は13日、メルセデス・ベンツトラックが「トラック・グランプリ」の一環として、ドイツのニュルブルクリンクサーキットで7月11日から13日まで大規模な展示を行うと発表した。500平方メートルを超える展示スペースには、同社の最先端技術を結集した3つのモデルが展示される。

（出所：ダイムラートラック）

展示の中心は、電気駆動の長距離輸送トラック「eActros 600」。同モデルは充電なしで500キロメートルの走行が可能で、長距離輸送分野の脱炭素化における重要な一歩となる。2024年11月からヴェルト・アム・ライン工場で量産が開始され、すでに顧客への納車が始まっている。欧州の商用車業界誌記者24人による「インターナショナル・トラック・オブ・ザ・イヤー2025」を受賞しており、その実用性が高く評価されている。

また、空力性能を向上させた新型「Actros L ProCabin」は、従来モデルと比較して最大3%の燃費改善を実現した。運転席には音声操作機能付きマルチメディアシステムを搭載し、長距離運転と市街地運転の快適性を向上させている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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