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メルセデス「eアクトロス」の車種拡大

2025年9月24日 (水)

国際ダイムラートラック(ドイツ)は23日、メルセデス・ベンツトラックの電動長距離トラック「eアクトロス600」の車種展開を拡大すると発表した。30日に公開予定で、トラクターやフラットベッド車両、異なるホイールベース仕様、2基のバッテリーを搭載するモデル、Lキャブ仕様などが新たに加わる。

eアクトロス600は2024年11月に独ヴェルト工場で量産を開始し、12月から納車が始まった。現在は欧州15か国以上で運行され、24年に総走行距離1万5000キロに及ぶ「欧州テストツアー」や、25年の北欧6000キロ冬季試験を実施。最大総重量40トンでの運行において性能を実証した。25年には業界最高位の「インターナショナル・トラック・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。

(出所:ダイムラートラック)

搭載バッテリーはLFP(リン酸鉄リチウム)方式で、3基合計621キロワット。実用条件下で1回の充電あたり500キロ走行可能とされ、運転休憩中の中間充電を組み合わせれば1日1000キロ超の走行も可能となる。

耐久性は10年間で120万キロ走行を想定し、稼働後もバッテリー容量の8割を維持できる設計となっている。重量制限は最大44トンに対応し、標準セミトレーラーで22トンの積載が可能だ。

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