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HHLA、エストニア港湾のトラクター無人化

2025年7月11日 (金)

国際港湾大手のHHLA(ドイツ)は7日、自動運転スタートアップのフェルンライド(同)が、エストニアのムーガ港にあるHHLA TK Estoniaのターミナルで、ターミナルトラクターの運用をドライバーレスへ段階的に移行する取り組みを開始したと発表した。

この運用移行は、フェルンライドが開発した安全コンセプトとシステム設計が、ドイツの技術認証機関テュフズードによって認証され、エストニア運輸局(ETA)から承認を受けたことを受けて実現した。フェルンライドは、EU機械指令(2006/42/EC)に基づく自動運転ターミナルトラクターとしては初めてテュフズード認証を取得。これにより、車両本体、センサー、コンピューター、ソフトウエアを含む同社の自動運転プラットフォームがEU基準の安全性、サイバーセキュリティー、システム信頼性を満たすことが証明された。

HHLAとフェルンライドは2023年1月から協力関係を築き、現地での生産的な運用を実現するために段階的導入を進めてきた。現在、フェルンライドの自動運転トラクター3台が稼働しており、現場スタッフ向けの研修を通じてドライバーレスの完全自動化に向けた段階的な展開を進める計画だ。

(出所:HHLA)

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