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スウェーデンで完全自律走行の電動トラック商業運転

2019年5月20日 (月)

話題自動運転車ベンチャーのエインライド社(スウェーデン)は16日、世界で初めて運転席のない完全な自律走行電動トラック「Tポッド」による公道上の商業運転を15日に行った、と発表した。

今回の運行は15日、物流大手・DBシェンカーが同国ヨンショーピングで運営する施設で行われたもので、今後、Tポッドは施設内の倉庫とターミナル間で物品輸送に従事するという。エインライド社の発表によると、Tポッドは従来のトラック輸送に比べ、CO2排出量を最大90%低減することが可能。

DBシェンカーのヨッヘンテウェスCEOは「物流業界にとって、自律走行トラックはますます重要になってくる。現在はエインライド社と協力して、公道上の連続的な車両の流れの中で実用的に走行できる、完全自律走行の電動トラックの導入に取り組んでいるが、これは次世代輸送システムへの移行に向けたマイルストーンだ」と話している。