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サイロブレーカー、港湾サイバー対策報告に貢献

2025年7月22日 (火)

サービス・商品サイロブレーカー(英国)は18日、ハンブルク自由港倉庫建築組合(HHLA)などが関与するNATO協力サイバー防衛センター(CCDCOE)の新たな政策報告書に、サイバー脅威情報を提供したと発表した。

報告書では、NATOおよびパートナー諸国の港湾インフラにおけるサイバーセキュリティ上の課題と対応策を示している。調査対象国のほぼ全てが過去5年にサイバー被害を経験し、アクセス制御や船舶交通管理システムが主要な脆弱性とされた。攻撃はロシア、イラン、中国に関連する国家系アクターによるものが多く、港湾運営の妨害や将来の攻撃に備えた事前工作が含まれるという。

また、NATOの現行海洋戦略が現代のサイバー脅威に対応していないと指摘。港の多くが民間管理下にあることから、NATOと港湾運営者との連携強化、サイバーセキュリティ担当者の配置、情報共有体制の整備が必要と提言している。調査は2024年11月29日からことし2月14日にかけて実施され、9か国の政府・軍関係機関が回答した。

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