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調査・データ農業総合研究所（和歌山市）は8日、都市部のスーパーマーケットを拠点に展開する「農家の直売所事業」で、7月の月間流通総額が13億4000万円となり、過去最高を更新したと発表した。
同社は、全国1万の生産者と2000店舗の小売店をつなぐ独自の産直流通プラットフォームを構築しており、生産地と都市部を直結する青果物流網を支えている。今回の流通拡大は、夏野菜を中心とした品目バランスの最適化に加え、催事による売場強化や新規顧客の獲得といった地道な営業活動の成果が寄与したとみられる。また、農産物相場が平年を上回る水準で安定して推移したことも追い風となった。
「産直事業」を合わせた全社の月間流通総額は15億6000万円に達し、過去最高を記録した2024年12月に続き、15億円台を維持している。
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