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▲DHL千歳ロジスティクスセンター起工式（出所：DHLサプライチェーン）
拠点・施設DHLサプライチェーン（東京都品川区）は21日、北海道千歳市で半導体関連産業を対象とする「千歳ロジスティクスセンター」の建設に着手したと発表した。19日に現地で起工式を行い、2026年末の完成を予定する。
新センターは延床面積1万4500平方メートルのマルチテナント型施設で、在庫保管、構内物流、エンジニアリングパーツのオンデマンドデリバリーなど高付加価値サービスを提供する。立地は新千歳空港インターチェンジ至近で、空港から車で6分、半導体研究開発・製造拠点から20分圏内にあり、国内外を結ぶ輸送ハブ機能を備える。
▲DHL千歳ロジスティクスセンター 完成予想図（出所：DHLサプライチェーン）
半導体産業の国内強化を掲げる政府方針に沿ったもので、地域経済の活性化やサプライチェーンの安定化を狙う。DHLはグローバル成長計画で30年までに事業規模倍増を掲げており、本拠点も戦略的な位置付けとなる。施設には再生可能エネルギーや雨水再利用設備、モーションセンサー付きLED照明を導入し、環境配慮型の運営を進める。
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