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M&Aイトーキ（東京都中央区）は3日、研究施設領域を主力事業とするグループ会社であるダルトン（同）が、新たに設立した100％子会社であるADテクノロジーズ（東京都瑞穂町）を通じ、アスカテクノロジー（同）が営む半導体製造装置事業を譲り受けたことを発表した。
ダルトンは1990年より半導体製造装置事業を展開しており、現在では半導体製造における剥離、洗浄、乾燥、メッキ、溶剤再生など、ウエハーや治具、用途に応じて研究開発向けの少量生産用から量産機まで幅広い工程に対応している。近年売上を伸ばし商談件数も増加している一方で、供給能力の強化が急務となっていた。
アスカテクノロジーの事業をADテクノロジーズが継承するにあたり、アスカテクノロジーの技術力と同社グループの経営資源を融合させることでグループにおける技術力・供給能力の強化を図る。さらに親会社である同社の設備機器事業部門との連携により、保守・メンテナンス領域や製造領域での対応力の強化を目指す。
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