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旧白河工場跡地

宝酒造、復興支援で福島県白河市の土地を寄付

2014年3月17日 (月)

拠点・施設宝酒造は17日、東日本大震災の復興支援の一助として、福島県白河市郭内に所有する土地を白河市に寄付したと発表した。

同社が白河市に寄付を行った土地は、2003年3月に閉鎖した旧白河工場の跡地(1万8238平方メートル)で、工場閉鎖以降、活用策を模索。11年6月に白河市を通じて福島県から被災者向け応急仮設住宅用地として借り受けたいとの要請があり、1万5000平方メートルを貸与していた。

震災から3年が経過し、被災地では徐々に復興が進んでいるものの、「まだ多くの被災者が困難な状況に向き合いながらの生活を余儀なくされている」として、自治体が土地を所有し、直接活用できるようにすることで被災地の早い復興に役立つと判断、白河市への寄付を決めた。

同社は震災発生以降、義捐金の拠出のほかグループ会社所有の大型タンクローリーを使った給水活動を行うなど、被災地に対する支援を行っている。