豊田自動織機、事業所内にネットスーパー受取ロッカー

荷主豊田自動織機は4日、同社とトヨタL&Fカンパニーが豊田自動織機開発の「冷蔵物流ロッカー」を事業所内に設置し、西友が運営するネットスーパー「SEIYUドットコム」で社員が注文した食料品などを受け取れる新たな福利厚生サービスを開始すると発表した。

利用は、持ち帰る当日11時までにSEIYUドットコムサイトから賞品を注文・決済し、16時までにロッカーへ入庫された商品を16-21時の間にロッカーから出庫する――流れ。

今後は宅配便の受け取りなどのサービス拡充を図るとともに、企業・保育園・病院・駅への設置による物流ロッカー事業の拡大も視野に入れる。

豊田自動織機では、「仕事と家庭の両立支援」に取り組んでおり、これを成功させる一つは「日々の家事時間のやりくり」だと考えた。今回の冷蔵物流ロッカーの運用開始により、これまでの「買い物に行く」「届くのを待つ」といった手間や時間をなくし、会社で受け取って帰ることで社員の家事に割く時間を削減させ、社員の「充実した暮らし」を後押しする。