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GLP・三井不動産、市川市で大規模物流施設に着工

2012年12月13日 (木)
GLP・MFLP市川塩浜の完成予想図

GLP・MFLP市川塩浜の完成予想図

荷主GLプロパティーズ(GLP)と三井不動産は13日、千葉県市川市の新物流施設「GLP・MFLP市川塩浜」建設予定地で安全祈願祭を開催した。既に今月5日に着工しており、来年12月の竣工・稼働開始を目指す。総投資額は200億円。

安全祈願祭には、GLPの帖佐義之社長、三井不動産の石神裕之執行役員ら開発関係者のほか、テナント契約を締結した楽天物流の恵谷洋副社長ら楽天関係者が出席した。

施設は敷地面積5万2921平方メートル、地上5階建て、延床面積12万1000平方メートルの大規模物流施設で、楽天物流が1階と2階の合わせて4万2000平方メートルを利用することが決まっている。

(左から)会見する恵谷洋氏(楽天物流)、帖佐義之氏(GLP)、石神裕之氏(三井不動産)

(左から)会見する恵谷洋氏(楽天物流)、帖佐義之氏(GLP)、三木孝行氏(三井不動産)

三井不動産としては、4月に物流施設開発に参入を決めてから初の開発事例となる。同社の開発物件は「三井不動産ロジスティクスパーク」(MFLP)のブランド名で統一する方針。

今回の開発事例では、三井不動産が用地を取得し、GLPに共同開発を働き掛けた経緯があるが、安全祈願祭後の記者会見でGLPの帖佐社長と三井不動産の三木孝行・物流施設事業部長は「競合よりも協業・共存していく関係」を強調した。