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三菱倉庫、資本コストや株価意識し取り組み強化

2024年5月1日 (水)

行政・団体三菱倉庫は4月30日、資本コストや株価を意識した「企業価値向上への取り組み」を策定したと発表した。

同社は2023年度の株価が市場平均を上回り、PBR(株価純資産倍率)も1倍近い水準に改善したとするも、保有資産・資本を十分に活用していないとして、株主資本コストを十分に上回るROE(自己資本利益率)の早期達成に向け取り組みを強化する。30年度にはROE10%を目指す。

具体的には、経営計画に掲げた重点4分野(医療・ヘルスケア、食品・飲料、機械・電機、新素材)の強化、物流事業と不動産事業のシナジーとアセットマネジメントの強化、人的資本経営の推進・強化、海外事業の拡充、M&Aや業務提携を活用した事業拡大──などの成長戦略を掲げている。

財務戦略としては、保有株式やノンコア資産の売却、外部借り入れの活用により成長資金の創出を図るほか、政策保有株式の縮減、株主還元の拡大により純資産を抑制し、自己資本比率目標を当面55%程度に据える。

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LOGISTICS TODAY編集部
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