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SBS東芝ロジ、物流現場改善でプラチナ認定

2024年5月17日 (金)

認証・表彰SBS東芝ロジスティクス(東京都新宿区)は16日、日本ロジスティクスシステム協会(JILS)主催の「全日本物流改善事例大会2024」において、最高位である「物流現場改善優良認定2024プラチナ」を受賞したと発表した。この認定は、物流現場の改善活動に積極的に取り組む企業を表彰するもので、22年4月1日からことし3月末日までの活動が評価された。

JILSは昨年度からこの認定制度を運用し、企業が提出する改善事例の発表内容に基づきポイントを付与、過去3年度の累積ポイントに応じて5つのランクに認定している。SBS東芝ロジスティクスは昨年、ブロンズに認定された後、今年度はプラチナランクに到達した。プラチナランクに達したのは同社を含めた4社。

具体的な改善事例としては、「DFL思考×包装デザインアップデートによる顧客価値共創」。このプロジェクトでは、工業用電子管の包装を見直し、DFL(デザイン・フォー・ロジスティクス)思考によりオール段ボール化・コンパクト化を実施。その結果、包材費は65%減少し、作業工数は30%削減、使用プラスチックは100%削減、CO2排出量は25%減少したという。

もう一つの事例は、「家電量販ECセンターの成長に合わせた現場改善」。顧客のEC(電子商取引)成長計画に合わせ、小物エリアに特化した改善を行い、商品サイズ別に台車を作り、システムを通じて最適な台車を指示する仕組みを開発。KPIを基に試行錯誤を繰り返し、目標となる生産性を達成した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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