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大和ハウス、非住宅ストック拡大へ新ブランド

2024年5月17日 (金)

荷主大和ハウス工業は15日、同日より、大和ハウスグループ3社(大和ハウスリアルティマネジメント、大和ハウスプロパティマネジメント、フジタビルメンテナンス)とともに、事業施設・商業施設の不動産ストック事業ブランド「BIZ Livness」(ビズリブネス)を立ち上げ、本格始動することを発表した。

大和ハウスグループは、2018年1月にグループ統一のブランド「Livness」(リブネス)を立ち上げた。このたび、住宅ストック事業のみならず、事業施設・商業施設など非住宅分野の不動産ストック事業を拡大させるため、新ブランド、ビズリブネスを立ち上げた。この新ブランドのもと、26年度にリブネス事業全体で売上高4000億円を目指す。

▲マルチテナント型物流施設「DPL川崎夜光」(出所;大和ハウス工業)

ことし4月30日に総務省が公表した「令和5年住宅・土地統計調査」によると、空き家は過去最多の900万戸、空き家率も過去最高の13.8%となっており、「空き家問題」がより深刻化しているなか、同社はリブネスを立ち上げ、住宅ストック事業を強化してきた。

国土交通省の「平成30年法人土地・建物調査」によると、築30年を超える倉庫や工場は計20万件と全体の5割以上を占めており、老朽化した事業施設も増加している。また、日本ショッピングセンターの「SC白書」によると、開業20年を超える複合商業施設は全国で2000件を超えるなど、住宅だけでなく非住宅分野の建物の修繕やリノベーションの需要が高まっているという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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