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住友ゴム、タイヤと車両のノイズ予測技術開発

2024年5月17日 (金)

サービス・商品住友ゴム工業は15日、タイヤと車両の振動が引き起こすノイズを予測する新技術を開発したと発表した。これによりタイヤメーカーと車両メーカー双方で静粛性能の改善を図れるようになる。

新技術は、タイヤ転動時のシミュレーションに基づき、実車に近い状況での性能評価を可能にするもの。これにより、車内の静寂性が向上し、快適なドライビングが実現される。さらに、開発期間の短縮や試作品数の削減にも寄与し、環境負荷の軽減とコスト削減が期待される。

新たなシミュレーション手法として「伝達関数合成法」を利用しており、タイヤのみならず車両のノイズ性能も統合し、より精度の高い予測が可能となった。特に、タイヤが車両に取り付けられた状態でのロードノイズを、実験室でなくシミュレーションによって評価できる点が革新的だという。タイヤの振動特性にジャイロ効果などの影響を考慮した結果、転動状態における伝達関数の有効性が確認された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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