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TDB、高卒採用の課題は応募者不足36.4%

2026年9月25日 (金)

調査・データ帝国データバンク(TDB)は25日、2027年度の「高卒採用」に関する企業の意識調査を発表した。高卒者の採用を予定する企業は24.4%となり、およそ4社に1社だった。採用理由では「若手人材の確保」が85.2%で最も多く、人手不足への対応や将来を担う人材の育成を重視する企業の姿勢が表れた。

調査は26年8月18-31日に全国2万2060社を対象に実施し、1万560社から有効回答を得た。採用予定について「増加する」は4.9%、「変わらない」は15.0%、「減少する」は4.5%だった。「予定はない」は60.1%、「分からない」は15.6%となった。

▲採用理由は「若手人材の確保」が85.2%で突出(クリックで拡大、出所:帝国データバンク)

企業規模による差も大きく、採用予定は大企業が42.7%だったのに対し、中小企業は21.2%、小規模企業は11.2%にとどまった。業界別では製造が36.4%で最も高く、建設が35.0%、金融が32.2%と続いた。

採用を予定する2573社に理由を尋ねたところ、「若手人材の確保」に次いで「人手不足の解消」が52.5%、「将来の中核人材の確保」が50.2%だった。一方、高卒採用の課題では「応募者数の不足」が36.4%で最多となり、「企業認知度の不足」が31.1%、「教育・育成の負担の大きさ」が24.6%、「早期離職」が20.3%だった。

運輸・倉庫の企業からは、高卒の就職希望者が減り、採用活動をしても応募につながらないとの声が寄せられた。調査では、応募者の確保に加え、入社後の教育・育成や職場への定着まで、高卒採用の幅広い段階で課題を抱える企業の実態が示された。

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