
▲ばら積み運搬船「MOSHILL」(出所:今治造船)
荷主今治造船(愛媛県今治市)は15日、グループのあいえす造船が建造した4万載貨重量トン型ばら積み運搬船「MOSHILL」を14日に引き渡したと発表した。石炭や鉱石、穀物に加え、長尺物やコイルなど多様な貨物を搭載できる設計としている。
MOSHILLはトップサイドタンクを備えたセミボックス形状の貨物倉を採用し、5ホールド・5ハッチを備える。高比重貨物は1立方メートル当たり3トンの隔倉積みが可能で、トップサイドタンクを活用した穀物輸送にも対応する。各クロスデッキには計4基のデッキクレーンを配置し、各貨物倉には省力化・省スペースに配慮した折りたたみ式ハッチカバーを装備した。
環境面では、海洋汚染防止条約(MARPOL)の大気汚染防止に関する各種規則に対応した機器を搭載した。二酸化炭素の放出抑制指標では、要求されるフェーズ2に加え、フェーズ3の要件にも先行して対応する。バラスト水処理装置やシップリサイクル条約に基づくインベントリリストも備える。
推進性能では、プロペラ近傍に省エネ付加物を設け、高効率プロペラや海水との摩擦抵抗を抑える船体外板塗料を採用した。
全長は182.93メートル、幅31メートル、深さ15メートル。載貨重量は4万75トン、総トン数は2万5238トンで、航海速力は約13.75ノット。船籍はパナマ。
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